050-works | あるデザイナー日記

光とマテリアルが織り成す部屋

楢材のスクエアブロック、オールステンレスオーダーキッチン、光が優しいダウンライト・・・
マテリアルと光が織り成すシンプルナチュラルな部屋。ひだまり不動産のうっちゃんが手がけたRENOVATION PROJECT　VOL3、MY　FIRST　ROOM　IMAZATO　STYLE のオープンルームが今日から始まりました。

圧巻は何と言ってもキッチン、オールステンレスのオーダーキッチンまで作ってしまいました。
もちろんオール電化。清潔で使いやすく、安全。しかもクールなのが嬉しい。
バック棚はスケルトンでうっすら見えるように、冷蔵庫やオーブン、食器など綺麗に整頓できるなんてかなり嬉しい。

MY　FIRST　ROOM　IMAZATO　STYLE

ダイニング、リビングルームはスクエアブロックの床にひろびろワンルーム、家具扱いも参考になると思う。レトロアメリカンなインテリアが大好きなオーナーさんのとっておきたちが新しい部屋にすんなりマッチしています。

洗面台も大きなタイルでオリジナル、理科室用のシンクが使いやすそうで、懐かしさと温かさを醸し出していていい。
細やかな工夫がうっちゃん流、まさに女性ならではの暮らしへの目線です。

昼オープンの内覧会、生憎の雨にも関わらず、始まりと同時に多くのご家族が来場してくださいました。うっちゃんのリノベーションプロジェクトの関心の高さを思う。

多くの窓、街を一望できる広々ベランダがまた嬉しい。

明日、明後日まで開催中です、お気軽に覗いてみてください。
うっちゃん、空間デザイナー、宮本由美さん、溝渕正起さんも相談にのってくれます。（デザイナーへの相談は要予約）
リノベーションの良さ、うっちゃんの人気はなんと言っても価格がオープンなこと、そして自分たちの「こんな暮らしがしたかった」をとことん描いて、かたちにしてくれることだと思う。
また空間デザイナーや僕たちデザイナーを信頼してくれていること。みんなそれぞれが作る意味を得ている同士のコミュ二ケーション、コンビネーションの良さかもしれない。
リノベ本も第３弾が発売されて、ますますパワー全開のうっちゃん、次は何をかたちにするのか楽しみである。

今日から１１月、冷たい雨が降り続き、夕方４時過ぎにはもううっすら夜の気配。
秋の夜長、ゆったりと好きな空間で贅沢な時間を過ごすのもいいかもしれません。

投稿者: DNA 日時: 19:04 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

独立

僕の髪をカットしてくれてた後藤君が独立、自分の店を持った。オープンを明日に控えた店にお祝いに行ってきた。店名はMUKU、いつも美容師を目指した初心を大切にしたい、そんな無垢な気持ちを店名にしたという。無垢の床板、差し込む陽光が心地よい、レトロな椅子、ダークグリーンの座色が似合っている。

高松は美容室とうどん屋の数がおなじぐらいあるらしい、半径５００メートルに数件はあるかもしれない。そんななかで独立、夢をかたちにした彼の勇気に僕にできることでお手伝い、ロゴ、マーク、名刺、ショップカード、DMを作らせていただいた。

突然ですが今、主婦、女性の間でラスクが人気だ、今日はジュノエスクベーグルさんのベーグルから生まれたベーグルラスクのパンフレットの制作。厚さ２.５ミリの新しいラスクの食感、食べだしたら止まらない軽さがたまらない。ぜひ機会があったら食べてみてください。
１０月も今日でおわり、夜が長くなってきて一日が短く感じるこのごろです。

投稿者: DNA 日時: 05:58 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

アートな空気に包まれて・・・

umieの隣のギャラリーで開催中の「寒川　義雄展」白い器と陶板絵、ざらっとした質感、手の感覚が残ったフォルムと美しい白、器に盛った旨い料理が目に浮かんできそう。
欲しくなるモノたちが並んでる・・・。たまたま居合わせた槙塚君、umieの松下さんも興味深々。明日、日曜日まで開催中、ぜひ手にとって感じてみてください。

熱々のとうふドーナッツ、煎れたてのほっと珈琲を飲みながらの打合わせ、ココワイナリーのチョコレートを頂く。ココワイナリーとは栃木足利にある有名なワイナリー。国産ワインの最高峰、ワインのラベルもとても素敵。

最近デザインしたモノ、いくつか作った試作品。言葉と写真と余白、作り手の思いの量がでてしまう。

スタッフが持っていたコピーライターさんの本、タイトルだけで読みたくなってくる。

新しいレンズで試し撮り、花の色のボケ具合がなんとも言えなくチャーミング。

ひとつの道をただひたすら極めていく、仕事とライフが交わったとき、モノに生命が宿っていくのかもしれない。

投稿者: DNA 日時: 05:44 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

東京ギャラリー散歩

先週の木曜日、ｍｔ　マスキングテープの展示会を見に東京に行ってきました。
朝一番の新幹線に乗り、そして最終の新幹線で帰ってくるという強行日帰り。
展示会のついでに吉祥寺、六本木、麻布、銀座、新橋などいろんなギャラリーめぐりをしてきました。
まずはｍｔの展示会、新宿から少し離れた場所のギャラリーＬＩＦＴへ。一歩会場に入るとそこはｍｔマスキングテープで彩られて、壁も床も色もテープで埋め尽くされてまるで部屋のよう、それは刺激的でした。この展示会のために作られた新作デザインなどマスキングテープの可能性をアートフルに表現していました。

一度行きたかった築地市場でマグロ、いくら丼のボリュームに目が釘付け。撮影禁止と言うことでお見せできないのが残念です。

吉祥寺で見つけた気になるものたち「ダンディゾン」という名の美味しいパンやさんを発見、包装紙やパンの陳列など斬新なデザインで、たくさんのお客さんで賑わっていました。

カフェ横尾

これも吉祥寺、「横尾」というカフェを発見。有名なアンティックショップのオーナーさんがプロデュースしたらしく、とてもいいセンス。梅ジュースもおいしそう。

西麻布へ、ショップ、ギャラリーやショールーム、和菓子のＨＩＧＡＳＨＩＹＡなどがある複合施設「ル　べイン」、上質なギフト商品、クールな水周りのショールーム、そして凛とした展ディスプレイ、ＨＩＧＡＳＨＩＹＡの斬新なパッケージデザイン。ここも前から行きたかったところです。

そして昨日のブログでも書いたリクルートギャラリーの「原耕一ディレクション展」
一日中、東京ギャラリー散歩。いいものを見て、感じ、久しぶりにわくわくしました。

投稿者: DNA 日時: 12:13 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

９月の終わりに・・・

しばらくブログを書けずにいた。日々、フォルダーに写真が溜まっていくばかり、ずっと続けていくことを自分に約束していたので残念です。明日から気を引き締めて、思うことを書いていこうと思う。それでも毎日は始まり、過ぎていく。歳のせいにはしたくないが日々の過ぎる速さにちょっとあせってるようだ。
umieも８年目の夏を終えてもうすぐ９年目に入る。自分たちらしいデザインをとこの北浜に出てきた。umieというフィールドを得て、すこしづつ描いていた世界に近づいてきたと思っている。たくさんの出会いはとても刺激的で、デザインへの考え方、思いも変化しているようだ。自分たちで経済を興し、自由というものを手に入れた。前だけを走り続けていた自分が年齢をはじめて意識したとたん自由であることの不自由さとでもいいましょうか。これが結構きついことだと最近感じてしまった。
自分でハードルを上げていくにはとてつもない強い意思と情熱を持ち続けることが重要だ。こんなことを考えているうちにスランプ状態になってしまったようだ。そんな９月を振り返ってみました。

今話題のmt　マスキングテープのクリスマスセットができました。ギフト、ラッピングにまた家飲み、ホームパーティーをもっと楽しく、もっと心に残してみませんか。ぜひＨＰをご覧ください。

冷たい小雨模様の日、公園の木々も秋色に染まりかけていました。

岡山へ、今回は電車マリンライナーに乗って行ってきた。

空を見上げる、僕のくせかも、そのせいで僕は空の写真を多く撮る。不思議で素敵な色をしていた。曖昧な色が僕は好きだ。事務所の僕のデスクから見える空と海。

日曜日、今日はテニススクールのスクール生の試合があった。しばらく試合から遠ざかっていたのでうずうずしてた。でも結果は一勝三敗、負けることが多くなってきた。
そんな今日、昼からumieでリビングワールドの西村さんと奥様のたほりさんとたまたま再会。先日の東京でのSTOCKISTの展示会で思わぬ再会に驚き、今日は高松umieで話をしている。連休最後の日、賑わうカフェでみんなでいつものように話をしているなんて不思議な感覚。旅と雑貨の漂泊のオーナー、エリちゃんも西村さんの作品、砂時計や銀河系に興味深々の様子。西村さんは小豆島の仕事でこれから高松にはよく来るらしい。なんだか縁を感じてしまいます。この出会いを大切にしたいと思う。

DNAのスタッフ、川井さんがポルトガル、スペイン旅行から帰ってきた。たくさんのデザインのお土産と素敵な写真たちです。今オリーブ関係の仕事に関わっているのでオリーブ商品が一杯です。さすが本場のオリーブ商品、デザインもとても素敵です。憧れのヨーロッパ、僕はまだ知らないけれどなんてセンスがいいのだろう。色がたまりません。
ヨーロッパ、ポルトガル、スペインを写真で感じてみてください。