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2006年03月31日

カフェで酒談議

森國酒造の一升瓶を前に、デザイン談議 今日は朝から、スタッフのデザイナー、コピーライターと打ち合わせ。
昼からはインテリアデザイナー、店舗デザイナーさんと現場で打ち合わせ。
事務所に戻って、イラストレーターさんと商品になった小豆島、森国酒造の一升瓶4種類を並べて日本酒のラベルデザインについて語る。途中、今度入社予定のデザイナーも加わり、話がもりあがる。
デザイナー、ディレクターの仕事とはなにかまで話がおよび、世代を超えて言いたい放題。
最後には夢の話、理想と現実との折り合いをつけながらでも夢を追えるのか、実現できるのか、なかなか難しい問題です。若いデザイナーたちが今の時代をどう生きぬくか楽しみでもある。喋りどうしの疲れた一日でした。
と言う訳で明日の京都行きはキャンセル・・・残念!

2006年03月29日

繁盛

らーめん喜楽外観 スタッフさん 喜楽内装
香川といえばうどんだが今、高松はらーめんが熱い!北のシンボルタワーには、全国の有名店が集まるらーめん築港(ポート)。
旧市内は屋台、居酒屋、中華系、老舗系など。南のレインボー通りはもっとすごい、北海道は味の時計台、札幌倶楽部、徳島ラーメン、
九州は長浜ほか、とんこつラーメン3店舗など様々。今日の話はとんこつ系のひとつ「喜楽らーめん」リニュ-アル。
きっかけは、ポップを考えて欲しいがはじまり。こだわりを伝えて欲しいとのこと、
こだわりを伝える、意外と難しい。語れば伝わるものでもない。でも語らなければ伝わらない。そして出したのが「一杯入魂」の一行。
そして始まった店舗リニューアル。オーナーと打ち合わせを重ねながら、価格で味でこだわりで勝負?もやもやした日がつづく。
個人の店が大きな店に勝てるか?いや、勝負するのではなく、もう一度原点に戻ることではないか思う。
他と比べるのではなく、らーめん一杯にかける気構え、覚悟といったものが大切で、それをデザインしてみました。こだわりは、説明じゃなく感覚的な言葉におきかえた。伝えたいが伝わらない、だから人もモノも企業も困っている。
消費者の価値観が多様化がすすむほどコミュニケーションは難しくなる。僕たちデザイナーの仕事はその伝わりにくいお客様とのコミュニケーションを分かりやすく、一瞬のうちに伝えること。カタチや色の他、気分、雰囲気など目に見えないものまでデザインしたいと思います。オーナー、スタッフ、デザイナーの想いが伝わるか楽しみである。
ちなみに僕の昼食、一週間はうどん、うどん、うどんプラスおむすび、そば、定食、ぬき、うどん。

2006年03月28日

夢の途中

懐かしくて嬉しいお客様
今日は、ちょっと懐かしくて嬉しい話。
umieができたばかりの頃、まだ恋人同士でよく来てくれていたふたりが久しぶりに来てくれた。
彼は突然サラリーマンをやめ、岐阜県の家具学校に1年通い、今、岐阜で家具造りに励んでいる。
そのきっかけがumieのイスへのあこがれ、彼はいま、あこがれだけで終わらせることなく、夢をカタチにするための確かな一歩を踏み出している。
ちゃんと自分の生き方にリスクをかけ、夢に向かっている人が僕は好きです。
その途中の嫌なことも、いいことも受け止めて、一歩、一歩確実に進んで欲しい。
がんばれ!いつの日かumieに似合うイスを造ってください。
今日のumieは雨、コルトレーンが心地いい・・・。

2006年03月27日

地方から全国へ、小豆島唯一の酒蔵「森国酒造」の話

森國酒造「風画」 森國酒造「田の神」
瀬戸内海に浮かぶ小豆島。その島に昨年出来た酒蔵。
以前から、お酒のデザインに興味があり、こんな仕事に関わりたいと思っていたところにデザインの話。
日本酒の消費量は年々下がり、酒蔵も3分の1に減っているらしい。
そんな中、島に酒蔵を造り、新しい日本酒造りに情熱を燃やしている森国さんの心意気に
共感。日本酒のデザインは、どれもえらそうな顔をしているなと思う。
えらそうなラベルはうまい?うまいからえらそうなラベル?
もっと肩の力がぬけたものがあってもいいのでは。
カッコいいがカッコ悪い、オシャレがダサク見える時代。
気軽に手に取ってもらいたい・・・
人も気候も瀬戸内海の波も雲も太陽もみんな穏やか。
神様がくれた自然がたっぷり。もうこれで充分、こんな気分をラベルに込めてみました。
地方から全国へ届くもの・・・作り手とデザイナーの挑戦です。

2006年03月25日

わくわく

岡山で出会ったアンティーク
今日は、土曜日、快晴、久々に気持ちの良い日。
朝8時〜岡山へ、アンティークさがしのドライブへ。
久々の瀬戸大橋を渡る、どんなものに出会えるかわくわくする。
ぼくは、アンティークよりジャンクなものが好き、いわゆるガラクタに興味がある。
鉄の錆かげんだったり、朽ちた板の木目、使い古したホーロー、ペーパーなど
人工的じゃなく、自然に朽ちていくものが好き。そしてより魅力を増していくものが好きです。
一緒に行ったドラゴンファクトリーさんもラスティックなものに魅せられてショップまで造ってしまった。
インテリアとグラフィック、役割こそ違うが同じ時代を過ごしてきた同士がたまたまおなじ方向に向かっている。
新しいものだけを表現することがいいデザインじゃない時代になったのかも。
今を生きている僕たちに響くもの、それはいつまでも本質が変わらないもの達なかもしれない。
写真は今日出会ったもの達。遠くからやってきた古き友達の様です。

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