« 2006年07月 | メイン | 2006年09月 »

2006年08月06日

sunset view in KITAHAMA

北浜の夕陽
umieのある北浜港、その右側にサンポートのシンボルタワー。そこから広がる瀬戸内の海。
8月の夕陽は美しい。そして、夕陽に照らされた北浜のコントラストはとても幻想的です。
たまたま60年代のCDを聴いていたせいもあって、ちょっぴり感傷的な気分になったりします。
次々と若い頃の想い出がフラッシュバックしてきます。懐かしさ、切なさ、はずかしさと後悔のくり返しの日々、、、。 また、日々のデザインの仕事のこと、、、スタッフのこと、、、家族のこと、、、自分の体力のこと、、、、。
人生の折り返しにきたことへの現実を想う。夕日が沈んだ、また明日が来る。

2006年08月05日

心地いいデザイン

DUCE
先日お知らせした、CafeDUCE、デュースと呼びます。
ここのオープン告知リーフレットのデザインができました。デザインコンセプトは「陽だまりのように心地いい場所」です。そんなゆるりとしたイメージを手描きのイラストレーションで表現してみました。イラストレーターはD.N.Aの住野が担当。何枚も自由に描いてもらった中から選んだものです。とてもいい感じに仕上がりました。
ドリンクやフードの提供だけじゃなく、ロケーションを含めた、本当に気持ちいい、楽しいカフェへ。いよいよ最後の仕上げです。
最近、いろんな仕事をして関わって思うことがあります。それはグラフィックデザイナーがつくり出すイメージデザインが、そのビジネスの根源につながってしまうということ。単に表現レベルではなく、ビジネスのあり方そのものを大きく左右してしまうということです。ある意味、コンサル業務的役割、経営的役割を担っているのです。
ビジネスプランを正しい方向へ導いていく、デザイナーの責任は重い。

2006年08月04日

心地いい時間へ

umieのYチェア

Yチェア、umieに8脚並んでいます。 10年前にデザイン事務所をかまえた時に、手に入れた椅子で、僕にとって大切な想い出のものです。
デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーの作品です。憧れの椅子で、デザインの仕事をする、自分を元気にしてくれたYチェア。そして今は、umieの椅子として、お客さまに愛されています。
その魅力は、美しさ+座り心地+木の温もりだけでなく、その場所の空気感まで創り出してくれるところにあるように思う。
年を重ねる度に、魅力を増していく・・・。人の手に触れ、チェリーの色も増していく・・・。そんないいものとの出会いは、時を、人生を愉しませてくれます。
日々に追われるデザインの仕事だが、もっといいものと出会いたいと思う。モノに溢れた時代だからこそ、モノを見極める目を持ちたい。

2006年08月03日

心地いい場所へ

陽だまり、雨やどり、心ゆるり
今度オープンするカフェの撮影の合い間の1枚です。
芝にソファが似合っています。
「陽だまり、雨やどり、心ゆるり」がコンセプト。
緑たっぷりなロケーションを取り込んだ、本当に気持ちのいい場所です。
openは8月28日。詳しくは、後日お知らせします。
いい時間を提供するためには、人・モノ・ココロが全部結びついていかなければならないと思っています。
そして、それに向かって日々を重ねていく事が大切だと思う。
料理も、インテリアも、音楽も、そしてサービスも…
僕の仕事は、そのお手伝い。オーナーやスタッフの背中を、いかに押してあげる事ができるかにかかっています。
心地いいカフェ、場所へ…みんなの想いは熱い。

2006年08月02日

抜け殻

抜け殻
撮影中、気がつけば蝉の声。蝉の声は暑さを増長させてくれます。
子供の頃の夏休みの日、そのもの。街中ではこういう風景、感覚はところどころに蝉の抜け殻が落ちている。こんなシーンにどうしようもないさみしさ、切なさを感じてしまいます。
遠く過ぎ去ったあの夏の自分。ただ日々をやり過ごしていただけの若い頃。
大人になった今、いくつかの殻を破ってきたつもりだが、これから後、いくつの殻を破れるのだろう。
ふとそんなことを考えてしまう、夏の風景です。

前の5件 1  2  3  4  5  6  7