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2006年09月20日

秋色に染まる

umieのワンシーン
浜風が心地いい夜、umieも秋の気配を感じます。
照明を木目のシェードランプに、フロアスタンド照明を置いてみました。ソファもチャコールのカバーに変えてみました。お客様も秋色に衣替えしています。
こんなumieにはひとりがよく似合います。静かに本を読むシルエットが映えます。
人もインテリアもBGMもなんだか温かい。カフェならではの秋の温かい時間、空気が流れています。

2006年09月19日

風のかたち

風のかたち 流木作品写真集
生まれ変わった流木たち�V風のかたち、神岡学・衣絵 流木作品写真集の案内ハガキが届きました。 何年か前にイラストをお願いして、大変お世話になった方です。
アイデアを探しているうちに本屋さんでふと見かけたおふたりの絵本、これだと思い、直接電話をして、イラストを依頼したのを思い出します。今でもこのイラストを使ったパンフレットは僕の近くにあります。
おふたりが描く、ピュアなどこまでもやさしい世界は、ずっと変わっていない。このハガキのように。
移りゆく時の早さにとまどいながらも、僕の風のかたちを思う。
おふたりのホームページ空想美術館で作品がご覧になれます。また、作家さんのオリジナルグッズが買えるネットショップもあります。
umieもリンクしていただいています。

2006年09月18日

○○○は僕だ。

CONERI君

ちょっと前、コピーは僕だ、と言ったコピーライターがいます。僕はこの言葉が好きです。今朝TVで糸井重里さんが、頭で考えてつくったコピーで売れても・・・とみたいなことを言っていた。糸井さんは49才でほぼ日刊イトイ新聞をWEBで立ち上げ、今では一日150万件のアクセスがあるそうです。今57才だから8年前になる。僕より6つ上の団塊の世代、輝かしい時代をつくった人が新たなチャレンジをしている。いい話でした。
今日、コピーライターのCONERI君が事務所にやってきた。31才の若いコピーライター、現実と理想のはざまでゆれながらも広告のコピーライターとして成り立つ、強い意志を持っているCONERI君。実はふたりである広告賞に応募しようと思っています。
そうこうしていると、リノアートの山上さんが派手なTシャツを着て、美容室を開こうとしている若い夫婦とともにやってきた。ロゴや看板、ショップカード等の相談を受ける。ふたりの好きな音楽とか、色のことなど雑談しながら打ち合わせ。
こうして僕の事務所には、 夢をもった人達が集まってくれます。そして、つながっていきます。僕はそんな人達にたくさんのエネルギーをもらっている。もらったエネルギーをデザインを通して返そうと思います。次の時代へ、○○○○は僕だという人が出てきて欲しいと思います。

2006年09月17日

slow

ちょっと心地いい空間づくり。Still Life,Slow Style展

台風13号の接近を気にしながらの1日、ビルの5階にいると音も聞こえないので、静けさと窓から見えるグレイトーンの波の動きがよけいリアルに感じます。
今は風もおさまり、高潮時間も過ぎ、波も引いています。
今日の夜、ドラゴンファクトリー、インテリアスタイリストの三好里香さんと、11月22日に行なう第3回インテリアセミナー 、「ちょっと心地いい空間づくり。Still Life,Slow Style展」の打ち合わせ。
昨年はたいへん好評を頂き、追加講演したほどでした。今回も楽しみです。
早いものであれから1年。ドラゴンファクトリーさんとumieの5周年合同コラボイベントです。
毎回つくるミニインテリアブックはふたりの1年の総集編として、僕がデザインをまかせてもらっている。毎回500冊限定で、vol.1、vol.2も合わせてお分けしていますので、お求めの方はメールにてお申し込みください。1冊500円です。
年齢を重ねていく度、ちょっとずつだが成長の過程を見ていただけたらうれしく思います。
こうして僕らは自分たちの好きなことのために、時間、手間を使っている。お互いの1年間はこのブックをつくるための1年でもあります。第3回のセミナーのご案内は近日中HPにてお知らせします。

2006年09月16日

伝わる

「酒と音楽と秋の酔」のポスター
台風が近づいてきています。せっかくの三連休、心配です。
umieの5周年記念イベントの準備、告知用のポスター、フライヤー、チケットの制作、デザインをする。
今日はイベント第一弾の「酒と音楽と秋の酔」。新井仁さんのライブと小豆島の酒蔵、森國酒造さんの日本酒のコラボイベント用をデザイン。
ちょっと大人の秋のひとときを黒一色で表現。紙はバフン紙。タイトル、イラストはD.N.Aの住野さんが担当。なかなかいい感じに仕上がっています。さっそくumieに貼ってみました。
「酒と音楽と秋の酔」のフライヤーとチケット
チケットはしおり風にしてみました。今回のイベントは、新井仁さん、森國酒造の森國社長との出会いから生まれたもの、音楽と日本酒としてカフェと全く違うジャンルがひとつになったとき、きっと何か新しいものが生まれると思います。
また、それを楽しむお客様、umieスタッフのココロが加わったときのことを思うと今から楽しみです。
umieはいつもそんな「何か」が生まれる場所でありたいと思う。
ミュージシャン、陶芸、ガラス作家さんなど、ものづくりの方たちとの出会いは、umieという場所があればこそ生まれてくるもので、そこには基本的にはビジネスは介在していないところに魅力があると思っています。
新井さんも、ひとりで車に機材を積んでやって来ます。
森國さんも同じで、小豆島の地酒をつくる熱い情熱があればこそ、新しいことにチャレンジできているのだと思います。
先日も書きましたが、umieそして僕もD.N.Aも同じです。出会った人達の想いと僕らの想いが同時進行しているから成り立っているのだと思います。
損得ぬきで、まずやってみる。関わってみる。そしてその結果は経験しないと分かりません。
でもやってみることに意味があるように思います。
それは、みんな自分のやっていることが好きだということ、好きだから続けたい、そのための当たり前の努力とか、経済的なことも含めて、がんばれるのだと思います。
そんな想いを込めてつくったポスターは、デザインという言葉を超えて伝わると思います。

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