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2006年09月05日

感動

森国の酒と料理
昨日付けの読売新聞に、香川県小豆島の酒造、森国酒造さんの記事が掲載されました。
森国社長がD.N.Aのデザインしたラベルの一升瓶を持って笑っている。杜氏の花田さんもにこやかです。
森国社長の酒づくりへの情熱、小豆島へのこだわり、小豆島ブランドの地酒を全国へ届けたい想いが書かれています。
読売新聞
今、森国酒造さんが注目されています。「男の隠れ家 8月号」等、雑誌にも取り上げられています。
全国で最小の生産量、規格は小さいけれど、森国社長の夢は大きい。
どこまでも続く、森国さんの想いを僕らはデザインでカタチにし、お手伝いできる幸せを感じています。
新井仁さんと森国の酒
umieでこの10月10日PM9:00〜新井仁さんのLIVEがありますが、森国酒造さんのご協力を得て、日本酒とおつまみをご用意しています。香川産のフルーツを使った日本酒カクテル、オリーブを使ったおつまみ等も楽しめます。40名様限定の「音楽と日本酒と心地いい時間」。お1人様3000円。秋の夜長、ゆったりと、素敵なumieのひとときをお過ごしください。お申し込みはumie店頭、またはメールにて受け付けております。

2006年09月04日

夢の途中

umieのある北浜の倉庫
今日、ある資料を探していると、7年前、1999年10月2日と記されている用紙が出てきました。
10月2日、僕の誕生日、この北浜の倉庫に来て、丸5年が経ちます。
柳沢広告制作室 企画会議 第2回・第3回とある。
柳沢広告制作室は、D.N.A(ドリームネットワークアクティビティ)になる前の個人でしていたときの社名です。
個人から法人へ移行する直前のもので、企業コンセプト、戦略ドメインを構築すると書かれている。

【1】企業コンセプト
●社会性…デザイン(いい仕事)を通じて、ステークホルダー(利害者関係)に心地よさを提供する。
●人間性…お客様、業者、スタッフがお互いに向上するwin-winの共存関係にある。
●科学性…いい仕事を日々積み重ね、事業を継続する。

【2】ドメイン
●誰に…新分野や新業態に進出を希望する夢を持ったオーナー、経営者。
●何を…プロデュース(夢づくりをお手伝いする)、利益の上がるコミニュケーションツールの創造。
●どのように…いい仕事を積み重ね、信頼の輪を拡げることにより、単なるデザインの提供だけではなく、心地よさを提供する。

これを書いた日から2年後にこの北浜の倉庫に事務所を移し、さらに5年が過ぎました。
7年前の自分が何を思い、考え、何をしたかったのかを振り返りながら、今の自分と比べてみると、7年前とほとんど自分の考えが変わっていないことに気づきます。
今、僕のやっていることは【1】【2】に書かれている、そのままです。
ふらふらしながらもumieを立ち上げ、自分達のデザインらしさを具体化した、カフェumieで心地良さの提案を創り出すことができました。
また、umieが好きな人達がスタッフになったり、デザインの相談も増え、夢づくりのお手伝い、プロデュースの仕事も現在行っています。
もうすぐ、10月2日。柳沢広告制作室企画会議から丸7年。
この道のりは短いようで、長いようでもある。
自分の想いをカタチにする…8年目を迎えて今思うことは、カフェで働いてくれているスタッフ、デザインで共に働いているスタッフに伝えていこうと思う。
夢をあきらめないで欲しいと思う。
僕も未だ夢の途中です。

2006年09月03日

地方発、地域ブランドづくり。

秋の北浜の空
地域のブランドづくりのお手伝いをしているSさんが、ある案件の相談に来られました。
技術、伝統はある、商品もある。だけど売り方がわからない。商品の良さを伝える手段がない。価格でしか勝負できていない。など、どこの地方においても中小の企業の方が抱えている問題でもあります。

香川県では「さぬきうどん」が成功事例としてよく語られる位です。
「さぬきうどん」も20年以上前かな?
某タウン誌の仲間のの楽しみ企画からが始まりで、決して、今のブームを狙っていた訳ではない。
うどんの好きな人達が、うどんの食べ方や、穴場を見つけては紹介する地道な 活動があって今につながっています。

今の時代、そんなのんきなことは言っていられないという風潮にあおられ、地道な営み、活動をお金で買い、最短距離で世に送り出そうとしているように思えます。
お金で夢がかなうとは思わない。そんなに世の中うまくはいかない。
また、売れているものがブランドとかブランド力があるから売れているなど、意味のない問題にすりかわったりします。
僕の知っている限りでは、始まりは、みんな好きなコトから始まり、好きなコトに、人が集まり、または売れ、それが広がっていく。
そしてそこには必ずいいリーダーが存在し、いいスタッフ、仲間がいます。
いいリーダーの意思がそこにはあります。
僕達デザイナーの位置はそうしう環境が揃ってこそ生かされる。
関わる案件を好きになることからデザインはスタートします。
人、もの、ココロが信頼、デザインで結ばれてこそが近道だと思います。
地方発、ブランドづくりへ。Sさんの語りは熱かった。

2006年09月02日

ミニかぼちゃ

ミニかぼちゃ
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ミニかぼちゃ
いつもの床屋の帰り、花屋の店先に並んでいた、ミニかぼちゃをつい買ってしまいました。
ちっちゃいのから、のっぽなかぼちゃ、ひょうきんなものまで、10個以上買った。
半分はumieのカウンターに置いてみた。
残りは事務所のスタッフのキャラクターに合わせて机の上に置きました。
僕には放浪癖と、しょうもないもの買い癖があります。
店先等に並べられているけれど、誰も振り向いてくれないもの、いわゆるガラクタが好きで集めてしまいます。
ミニかぼちゃを事務所のあちこちに置いて撮ってみました。
ちゃんと秋の表情をしてくれたミニかぼちゃはチャーミングです。

2006年09月01日

原点

umieのカウンター席
この2、3日、忙しさからちょっと開放されている。いつものように僕の放浪ぐせが始まります。 いつ帰りますか?のスタッフのあきれ顔が浮かぶが、止めれない。
ここのところは、最近openしたカフェめぐりをしています。カフェ・ブーム?はまだまだ続いているようです。
最近のカフェの傾向は、より個人的というか、「私のカフェ」私らしさのカフェに流れているように見える。その「私の好きな空間」に行くが、僕の好きな空間に出会えることが少ない。
「私の好きな空間」は、僕の好きな空間であって欲しいと思う。勝手だけれど、お客様はもっとそう思って行く。来て欲しいお客様の幅がせまいカフェが多いのか、僕がお客として選ばれていないのかと感じてしまいます。
「私の好きな空間」=「私の勝手な空間」はお客様が来なくても、満足なのかもしれないが、カフェは人が居て、スタッフが居て、そこに会話が生まれて初めてカフェの空間になると僕は思っています。
人気、流行ることだけがいいとは思わないが、もう少しお客様の側に立ったカフェが増えてほしい。
こんなことを考えながら、滞在する時間は約15分。コーヒー1杯500円。せめて30分はそこに居たい。自問自答しながら、umieを考え、原点に戻ろうと思う。

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