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2006年12月25日

umie5周年

Thanks Holy Night
今日の夜、umie5周年とX'masを祝うパーティがありました。umieのお客様、D.N.Aのお客様、新井仁さんのファンの方、メディアでお世話になっている方々、そして僕の仕事仲間たち、80人近くたくさんの方々が駆けつけてくれました。
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
Thanks Holy Night Thanks Holy Night Thanks Holy Night
umieを2001年12月25日にたちあげて、丸5年。短いようで、長く感じる。
デザインのあり方、デザイナーとしてのこれからの生き方などを含めて、umieという場所をつくることが全ての始まりでした。
ここで自分のデザインの考え、モノの見方、センスといったものをオープンにして、見て、感じてもらう場所。それがumieでした。
umieはこの5年、たくさんの人、もの、情報、ココロが集まる場所に成長したと思う。本当に続けてきて良かったと思います。
たくさんの人に囲まれ、楽しく働くスタッフ、店長、D.N.Aのスタッフ。みんないい顔してる。 駆けつけてくれたお客様も、思いっきり楽しんでくれている。そんな輪の中にいる自分は幸せ者だとつくづく思います。
錆びたトタンに囲まれた、汚い、古い倉庫。誰もいないところから、スタートした夏の日。壁を塗り、床を磨き、そしてイスやテーブルを置いたあの頃は、ただ夢中で、成功、失敗とか不安、といったものより、自分の意志のまま、自分の考え、好きなものを並べた。その根底には、過去の常識だったり、経験といったものが、通用しなくなってきた時代背景もあったと思う。
いわゆる業界の中での表面的なデザインをしている自分から、抜け出すことが必要だと思っていた。自分の持っている感覚とか、こうしたいといった思いをカタチにすることの喜びを、体感したかった。
新井仁さん 新井仁さん 新井仁さん
何もかもが新鮮だった。自分のつくった空間に人が来てくれる。そのことの喜びを、1日、また1日と重ねてきた5年でした。
いつのまにか、気がつけば香川の代表的なカフェ、と呼ばれたり、各分野のクリエイター、ミュージシャンが訪ねてきてくれるようになったり、僕の周りに人、もの、ココロといった、僕の目指していたコトが集まり出している。
北浜の倉庫
この写真は、始めてこの北浜の倉庫に来た時に撮ったものです。真っ暗な広い空間に、机がひとつ、置かれていた。
何かが始まる期待感、自分の意志ひとつで、事を成していく怖さと、好きな場所をつくるといった喜びとが、ごちゃごちゃになっていた。
大変だったけれど、ただ楽しく、ただ夢中になって作業を繰り返した5年前の夏。新しいものにチャレンジするときに、いつもこの写真を見ます。勇気と発想をいつも与えてくれる、僕の原点です。
打ち上げ
こうしてパーティが終わり、みんなで打ち上げをしていると、この5年間、つらい事も、悲しい事もいろいろあったけれど、とにかく続けられて来たことの意味があったのだろうと思います。
僕=umie=お客様、と僕もお客様もumieの何かに共感して、umieと共に年を重ねているのかもしれない。
この先、どうなるか、どうするかといった目的地は、今のところない。ずっと遠い、かすかにぼやっとしたその先に、何があるのか僕にも分からない。分からないから、また1日1日を一生懸命、重ねていこうと思います。
このパーティにお集まりいただいた、みんなにありがとう。また、パーティを盛り上げてくれた、ミュージシャン 新井仁さんも、わざわざumieまで来てくれて、目一杯、歌ってくれ、感無量です。来年も来て下さい。
そして、umieの店長、スタッフ、D.N.Aのスタッフに感謝です。