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2006年12月21日

AYATORI

橋
先日、週刊誌を見ていると、AYATORIでいろいろな形をつくった、世界の子供たちの写真が載っていた。
その出来上がった図形の面白さと懐かしさから、事務所のスタッフと小さい頃を思い出しながらやってみました。
川、橋、タワー。遊びの中から、手の感覚でつくられていく形は、いろんな事を教えてくれているようです。
AYATORI−あやとり−綾取り。語源は布を織る工程のたて糸とよこ糸の関係を「綾」と呼んでいるとのこと。言葉の綾、とか、人生の綾、とか表面的には見えない、微妙な仕組みやニュアンスを表現するときに使われています。
一本の糸である目的をもった図形を作っていく。複雑にからみ合った糸をたぐりよせたり、かけたりして、つくっていく。なんだか今の僕達の仕事に似ています。
ていねいに、ひとつずつ、根気よく、手と頭を使っていくことの大切さを思い出す。ゆえにできあがった形は美しい。

今日の北浜は晴れ。
明日22日は、Nachuのライブがあります。昼下りのひととき、Nachuのフルートとギターのアコースティックなサウンドをお楽しみください。

2006年12月20日

記憶

ブランコとumie
子供たちのはしゃぐ声、足音が聞こえ、古くなったブランコの揺れる音がする。
太陽の影が少しずつ伸びてくるたび、静かになり、やがて誰もいなくなる。僕の記憶の中の公園。学校と家の途中にあった公園は、僕の第3の居場所でした。。。
そんな僕の記憶の中の大好きな居場所に、umieのマグカップを置いて撮影。
we allways have a good time here. ここにはいつもいい時間が流れています。 umieのコンセプトワードを手書きで入れてみました。
umieが月1回出している、香川朝日全3dシリーズ広告を、来年1年はumieのいい時間をテーマに制作します。皆さんの記憶の中のいい時間って何ですか?
perle
今日の北浜は久しぶりに温かい一日。
D.N.A今日のティータイムは、スタッフ住野さんのお友達の店 perleの手づくりケーキです。
しっかりした創り手が見える、まじめな、そしておいしいケーキでした。

2006年12月19日

地域ブランド戦略のデザイン

地域ブランド戦略のデザイン
ピエブックス発行のデザイン力で成功した全国各地のブランド特集の本、「地域ブランド戦略のデザイン」が届きました。
この中に、D.N.Aが関わった香川県小豆島の森國酒造さんと愛媛県今治の今治タオルブティックさんが掲載されています。
森國酒造さん
北海道から九州まで、全国の優れた地域ブランドデザインの成功事例が載っていて、その土地の、その地域ならではの商品(特産品)のパッケージ、コミュニケーションツール等は見るだけで楽しくなってきます。
また、それに関わっているデザイナーの方々の優れたデザインの数々は、見事です。地方のクリエイターさんもみんな頑張っているんだな、と改めて感じます。
そんな中に僕達のデザインが並んでいる。ページをめくりながら、地域に根ざしたデザインのあり方の可能性を感じると同時に、地方から全国へ、デザインの力で届けることがどういうことなのか、各地の成功事例の中にヒントがいっぱい詰まっています。
今治タオルブティックさん
その地域ならではの特性を活かし、商品の知名度を高めていき、ブランド価値を高めていくことは、その地域の活性化になり、ブランド価値をも高めていき、その先には全国ブランドへと発展していきます。
デザイナーという感性とモノづくりの達人たちのこだわり、情熱が出会うことで、無限の可能性がひろがっていく。
今回、D.N.Aが関わらせて頂いた森國社長、今治タオルブティックの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、この仕事に関わってくれたカメラマン 藤田君、高城さん、コピーライター 吉本さん、人見君、スタイリストの三好さん、村井さん、イラストレーター 福井さん、ありがとう。いい仕事になりました。地方から全国へ、地方のクリエイターの想いは熱い。

2006年12月18日

時代の変化

中央通り

D.N.Aの事務所には各分野のエキスパートたちがやってくる。
今日もヘアメイク、店舗づくり、アドマン、マーケッター、コピーライター、アナウンサー、コーヒー業等々・・・。たくさんのエキスパートが訪ねてきてくれました。
デザイナーの僕も含めて、今までその道で経験を重ねてきた彼らとの話の中で、高度なノウハウ、キャリアを持っている人達の仕事のあり方に変化が起こっていることに気づきます。
業種は様々だが、高度な技術はもはや当たり前で、高度な技術+新たな付加価値の必要性を感じ出している。価格競争が一段落し、質の時代へ変化していることに、誰もが気づき、動き出している証だと思います。
僕は、私は、何者なのか。何をしてくれる人なのか。技術+その人らしさを身につけなければ、時代に取り残され、仕事もなくなってしまうということだろう。
企業も個人も、アイデンティティーを持つことが、事業の継続につながってきている。ただものが売れれば、ただ集客すればOK、といった時代から、どう売るか、どう集客するかのプロセスが価値になってくる。
時代の変化とは、暮らしのシステムが変わること。それに対応するには、お客様と面と向かい合える、自分らしさを磨いていくことかもしれない。

umieのクリスマス
今日の北浜は晴れ。瀬戸の波も穏やかな一日。今日の夜からumieはX'masバージョンに変化。キャンドルの灯が日ごと増えていきます。

2006年12月17日

家族


婚約指輪

息子の結婚が決まり、今日は先方のご両親と会うため大阪へ。

X'mas一色に染められた、華やいだ大阪の街は、 人、人、人であふれています。

そんな中、なんとなくぎこちない会食でしたが、

婚約指輪をひろげる息子たちの幸せな笑顔は、 ほのぼのとしてうれしいものです。

息子と僕

高松を離れて、都会で出会い、新しい暮らしを始めるふたり・・・。

ちょっとさみしい気持ちと、家族が増える喜びが交わる 。

ふたりの幸せを祝っているように、X'masツリーの輝きがまぶしい。

クリスマスディスプレイ

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