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2007年03月13日

拓かれた場所へ

森國酒蔵打ち合わせ
今計画中の小豆島唯一の酒蔵、森國酒蔵さんのギャラリー・カフェ(仮称)の図面の打ち合わせが、現地でありました。
築70年のつくだ煮工場跡の民家を、森國酒蔵さんの酒づくりのコンセプトを体感してもらう場所へ・・・。見て、触れて、感じる、ギャラリー・カフェ(仮称)づくりが、いよいよ始まります。
設計、インテリア担当 ドラゴンファクトリー 三好里香さん、施工の西崎さん、そして僕。
連日の仕込みの疲れが見える森國社長も同席して、図面を詰めていく打ち合わせです。
森國酒蔵ギャラリー
森國酒蔵さんの酒づくりの継続と、日本酒の消費拡大、また地域の人々の交流の場にもなり、小豆島を訪れる観光客への魅力ある場所としての役割も担っていきたいと思っています。70年という時間の流れに、新しい息吹を吹き込み、よみがえらせ、ギャラリー・カフェとして引き継いでいく。
森國酒蔵 梅の木
去年の5月の梅の木

僕は、初めてこの地に来たときの感動を忘れない。豊かな自然、懐かしい風景、古民家、ここには小豆島の原風景、そして森國酒蔵で働く人達の「うまい酒をつくる」熱い志がありました。

古民家の改修には、現実的にはいろんな問題が生じてきますが、そこを乗り越えてこそ、森國酒蔵さんの未来は拓かれていくと信じています。
三好さんと小西さん
このギャラリー・カフェづくりは、3月20日に高松で開催される、コンバージョンシンポジウムのモデルとして、当日、計画案と問題点、仕組みなどを説明します。
小西さん
今日は、その進行役をつとめている、小西智都子さんも同行。
現場を見てもらい、森國さんと打ち合わせをしました。現場に立つ小西さんの笑顔のように、たくさんの人々に喜びを伝える場所になれたらと思います。

今日の北浜
小豆島のフェリーで1時間の距離にある、今日の北浜は晴れ。
近くの中学校では卒業式。別れと出会いの季節です。

2007年03月12日

デザインマネージメント

戦略的デザイン活用セミナー
今日は経済産業省で行なわれた、「戦略的デザイン活用セミナー2007in高松」へ行ってきました。
講師は昨日umieで行なわれた、猪熊先生のスケッチブックでビデオ上映をしてくれたデザインディレクターの平野湟太郎さん。
「経営戦略としての企業デザイン〜八幡ねじのデザインマネジメント〜」と題して、平野さんが八幡ねじに10年間関わってきた経緯、変化とブランドについて貴重な話をいただきました。
戦略的デザイン活用セミナー
デザインと無関係だった中小企業が、一躍世界的企業になれる、デザインが関わることによって、企業、商品が元気になれるなど、デザイナーと社長さんとの息の長い信頼関係が成功へと導いてくれる。
D.N.Aも規模は小さなデザイン会社だけど、地方においての役割を再確認しました。
戦略的デザイン活用セミナー
「デザインは装飾ではない。企業にとって戦略である。」という言葉が印象的でした。

今日の北浜は、晴れ。春休みに入り、umieもにぎやかになってきました。

2007年03月11日

たのしい、集まり。

谷川プロ
日曜日、今日の僕は、昼、夜、2つのたのしい集まりに参加しました。
高松牟礼町の屋島テニスクラブさんでは、浅越プロの専属コーチである谷川プロのエンジョイレッスン&トークを開催。
昨日と合わせて2日間、谷川プロ自らレッスンの相手をし、テニスの本当の楽しさを体験、参加のみなさんもイキイキしていました。
レッスン後は、谷川プロが見たウィンブルドン、フレンチオープン等のスライド上映と、有名テニスプレイヤーの裏話などを交えてのひととき。DUCEのワンプレート、ドリンクがついて、一流のプロを間近に見て、触れて、感じて、テニス好きにはたまらない集まりでした。
エンジョイレッスン


いのくまさんウェルカムボード
夜はumieにて、デザイナー平野湟太郎さんが撮った、猪熊弦一郎さんの貴重なビデオの上映会を開催。
経済産業局さんの主催で、3時間余り、僕たちの知らない生前の猪熊さんの姿と語りを見ることができました。
平野さん
いのくまさん映像
絵が大好きで、おしゃべりが大好きで、人が大好きな猪熊先生は、まるで子供のようにどこまでもピュアなココロの持ち主でした。

今日、2つのイベントに参加でき、感じたことは、テニスでも、アートでも、デザインでも、まず自分が楽しむことと、好きであることだと思いました。

今日の北浜は晴れ。北風が冷たい一日でしたが、僕の心はホットでした。後日、詳しくレポートしますので、お楽しみに。

2007年03月10日

繋がる

海鳥くん
遊休施設から新たな物語が生まれる −−− と題して、コンバージョンを活用した地域創生シンポジウム が、3月20日(火)に高松で開催されます。
高松でのコンバージョンモデルとして、小豆島の酒蔵、森國酒蔵さんが今計画している、カフェ、ギャラリーづくりが選ばれて、僕たちのプランを説明する機会に恵まれました。今日は、経済産業局の長谷部さん、富士通総研の近藤さん、進行役をしてくれる小西さんが来られ、その打合せがありました。

森國酒蔵ギャラリー
ちょっと難しい話のようですが、今、僕が北浜の古い使われてなかった倉庫にカフェとしてumieを開いたり、また森國酒蔵さんで計画している、森國酒蔵さんの敷地内にある、元つくだに工場であった古い民家をカフェ、ギャラリーにし、森國酒蔵さんの情報発信基地をつくろうとしていることが、たまたまリノベーションとか、コンバージョンにつながっているらしい。

そんな施設、場所をつくるということは、誰でも思うし、現に日本のいたるところで行なわれています。これも時代の流れの中で、自然に生まれて来たと思う。

一番の問題は、それらの施設、場所を活かし、続けていき、地域、社会とどう関わっていくかということになる。僕の場合でいくと、好きなデザインの仕事をしたいという想いが中心にあって、デザインというものを見てもらい、感じてもらう場所づくりのはじまりが北浜であり、umieであり、カフェというカタチなわけです。人、もの、コトの情報の発信、受信の基地として、umieがしてきたこと、今やろうとしていること、この中で僕らデザイナーは何を想い、感じ、表現しているのかをそのまま話そうと思っています。
今日の北浜
開かれた場所へ。この1週間、事務所に3日間泊り込みで、仕事、仕事、仕事・・・。
人、もの、コトが繋がっていく。そんな一日でした。

2007年03月09日

プロフェッショナル

今日の北浜
夜明け前、窓から見える静かな北浜港。
kyo-suke改めDotoRetoMiSi の1st ALBUM「ココロチェア」のプロモーション用フライヤー、ポスター、4月7日(土)、umieでのライブ告知用とチケットのデザインがやっと完成した。
2日続けて事務所で泊まりで、疲れているはずなのだが、どこかすがすがしい気持ちと、仕事をやり終えた充足感とが重なり、ココロも晴れやかになる。まさにココロチェアです。

DotoRetoMiSiポスター
ポスター
DotoRetoMiSiフライヤー
フライヤー
DotoRetoMiSiフライヤー
フライヤー
DotoRetoMiSi
チケット

kyo-sukeと出会って、ずっと見てきた。
明日をいつも夢みて、大人と子供を行き来していたり、感情、思いを伝えたくて、伝わらなかったり、現実と理想との狭間で揺れていたりする、デリケートなkyo-suke。
これがkyo-sukeの魅力。昨年の地元香川での初ライブ、kyo-sukeのために集まってくれて、たくさんの温かい声援にとまどって、どこかぎこちないステージ上の彼。精一杯歌っていた姿は、喜びにあふれていたように思う。
kyo-suke
今回は、DotoRetoMiSi としての1st ALBUM「ココロチェア」の発売記念LIVE。地元香川から全国へ。kyo-sukeの挑戦が始まります。「ココロチェア」が全曲視聴できるように今、制作中ですので、ぜひ一度聞いてくださいね。

umie
umie
umie
AM9:00、窓からおはようと店長の笑顔。
umieで朝食。野菜たっぷりのバゲットサラダ、朝採りいちごがついた、モーニングプレート、フレッシュジュース、そしてカフェオレ・・・。
美味しい!カラダが野菜を欲しがっているのが伝わってくる。
食事、時間の不規則な僕たちデザイナーには、うれしいメニューです。

umie
カフェ・アジールのオーナー、ドラゴンファクトリーの三好さんとお母さんなど、たくさんの知り合いの顔が見える。
そんな彼らも、umieでは仕事も肩書きもぬぎすてた、素の顔をしている。ゆるく、温かく、やさしい時間がありました。

今日のクロちゃん
最近、クロちゃん(本名は文太というのを今日知った)、元気がないのに、精一杯愛くるしい顔をしてくれました。
今日の北浜はいい天気。春休みモードになってきた一日です。

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