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2007年08月08日

映画の現場

映画の現場
映画の現場
映画の現場
昨夜からの撮影準備が終わり、朝から出演者の方たちが集まってきました。エキストラさんを含めると50人余り、暑い中、外で待機中です。
道路まで溢れた機材の多さには驚きです。umieの店内はまさに戦場のよう、慌しい指示に緊張感が溢れています。
映画の現場
映画の現場
蛭子さんと小池里奈さん
照明、小道具さんの姿はまさに映画の現場です。
漫画家の蛭子さんと記念撮影してもらいました。TVで見る蛭子さんそのままでした。
映画の現場
映画の現場
映画のタイトルは青春ポンチ、来年公開予定だそうです。どんな仕上がりになってくるのか楽しみです。
それにしても映画の現場は想像以上に過酷です。出演者も大変ですが、それを支える、現場で働く人達の働きぶりはすごいです。 ただ一瞬のためにこれだけの時間、労力、汗をかける映画作り。
そこに立ち会えたことに感謝するとともに、学ぶべきことが多い一日でした。
今日の北浜はじりじりとした暑さ、夏真っ盛りです。

僕たちの仕事

昨晩からumieでは映画の撮影準備が続いています。それに立ち会っている店長の松下さんも徹夜です。映画の現場は僕たちの仕事に似ていて、想像以上に過酷です。出来上がった作品の良し悪しはは第三者の評価で決められ、ましてやすぐに興行成績などがランキングされて、数字で格付けされてしまいます。いい映画より、売れる映画が求められる、そこのところは僕たちデザイナーも同じ。売れるデザイナーがもてはやされ、結果を求められている。
指名されるクリエイターになる!など専門誌のタイトルも様変わり、デザイナーたちも消費されているように思います。
映画の現場、デザインの現場には、そんな風潮に左右されない頑固な職人気質持った人たちに支えられている。時間という枠をぎりぎりまで使い、粘り強く何回も修正をかける。その限界を知らず、ただいいものを作りたいという情熱、職人魂がそうさせている。売れることとの自己矛盾に行き着きながらそれでも時間を注いでしまう、それも才能かも知れない。
撮影現場と、デザインの現場と行き来して思うことを書いてみました。 うだるような暑さの中、今日ここに集まった50人以上の人たちの現場での仕事振りに感動しました。ワンカットにこだわり、何回もテストを重ねる。
忘れかけてたことを教えられ、胸が熱くなりました。
感動を与えるものづくり、僕たちデザイナーもそうありたいものです。