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2007年09月25日

感じる幼稚園へ

先日リニューアルを終えた幼稚園の入園案内パンフレット、ポスターができました。
この仕事は本当に楽しく、僕をはじめDNAのスタッフもやりがいのある仕事になりました。子供たちと一緒にご飯を食べたりたくさん触れ合い、また先生方の子供たちに接する姿に感動しました。安全、安心はもとより、これからの幼稚園のあり方を一緒になって考え、形にしました。大人たちの目線ではなく子供たちの目線でモノを見ていくと何が大切かが見えてきます。
 
 
 
 
 
ANYTHING FOR A CHILD SMILE. いつも子供たちの笑顔のために。大人の宿題は多い。
 
あいにくの曇り空、まあるい月も雲に隠れたり、現れたり。海風が気持ちよくずっと風に当たっていたい気分でした。

2007年09月24日

うっちゃん

 
リノベーション物件を手がけるひだまり不動産さんの一周年記念パーティがumieの定休日を利用して開かれます。
その案内状、お土産用のオリジナルクッキー、ワインに始まりパーティのプラン、進行、料理にいたるまですべてを任された。うっちゃんこと内海さんと出会ってから約一年、会社の立ち上げ時にネーミング、ロゴ、キャラクター、パンフレット、サイン、ホームページのデザインをさせてもらってからのお付き合いです。
 
二人だけの小さな街の不動産屋さんですが会社設立時からうっちゃんブランドの確立を念頭においたデザイン展開など思い切っ発想がビジネスを支えているようです。一主婦であったうっちゃんが会社をたちあげて、既存の不動産会社が数多く存在する中でどうやってその存在を知ってもらい、どうやって事業を成立させていくかが僕に投げられたボールでした。不動産屋らしくない不動産屋さん、リノベーションを自ら手がけ、販売していくことなどを考えマス的広告ではなく口コミで広げていくことに決めた、パンフレット、看板、車のサイン、ホームページと街中にうっちゃんキャラクターをを増殖させていきちょっと気になる楽しい不動産屋さんとして認知してもらうこと、リノベなうっちゃんを分かりやすく、親しみの沸くイラストで表現、うっちゃんの分身をキャラクターとして生み出すことにしたのです。
将来はうっちゃんタウンを作ることと壮大な夢を抱いているらしい、ますます楽しみな会社である。
大切な事業の真ん中に僕らのデザインが生かされ、そしてその一周年記念パーティにumieを使ってくれパーティまでまかせてくれる。そんなうっちゃんの気持ちが嬉しい、本当に有難いことだと思う。パーティの準備に追われながらもなににも変えがたい幸せを感じています。
今にも雨が降りそうな今日の北浜の夕景、(その後どしゃぶりの雨が降りました)夜へ流れていく時間がいい。

2007年09月23日

夢の途中

ドートレトミーシー
ドートレトミーシー
香川出身のkyo-sukeとyokoのユニット、ドートレトミシーのふたりが、今日香川で行われたコンテストで見事グランプリに輝きました。結果発表までumieで待機していたkyo-suke君が、電話で知らせてくれました。kyo-suke君とは昨年の初ライブ、今年の4月のニューアルバム発表記念ライブ、そして夏の小豆島のフォレスト酒蔵森國ギャラリーのオープニング記念ライブと一年あまりの付き合いになります。この一年彼をずっと見てきて来ましたがひとまわりも、ふたまわりも大きくなった気がする。何よりも地元香川での音楽活動を始めて、みんなの応援、励ましが嬉しいという。
そんな喜びが今のkyo-suke君を支えてくれてるようです。最近香川での活躍の場も広がり、そして今回のグランプリとますます楽しみなkyo-suke君。そんなkyo-suke君が11月10日にumieでライブをします。ニューアルバムも同時発売。今回も素敵なサポートメンバーたちが一緒にやって来ます、ピュアで切ないkyo-sukeの歌声とyokoのピアノ、二人が奏でる秋の夜のアコースティックサウンドをお楽しみください。
鳥本君の作品
鳥本君
京都からガラス作家の鳥本雄介君が、umie、DNAの事務所に来てくれました、夏休みを利用して小豆島のフォレスト酒蔵森國ギャラリーに行くとのこと。ギャラリーに彼の作品が並んでいるので見に行くのだそうです。鳥本君とは3年程前にumieに作品を見て欲しいと突然やってきてからの付き合いになる。umieでは彼のつくるガラスの器を使っていますが、料理が映え、美味しく見えて、使い勝手もよくとてもお洒落です。
荒川尚也氏に師事して8年余り、今はまだ修業の身、余暇をつかっての作品づくりに励んでいるそうです。昔ながらの手作りの良さを再現したいと言う、鳥本雄介君、31歳。将来が楽しみな作家です。
DNA事務所
連休中も仕事のDNAスタッフたち。今日はみんなと一緒に晩御飯を食べに街に出ました。仕事のこと、デザインのことなど話をした。みんなと話をしているとkyo-suke君や鳥本君と同じです。好きなことを仕事にし、ほとんどの時間を好きなことに費やして頑張っている。僕はそんな彼らが好きだ。彼らと話をするのが楽しいのだ。ひとつの道を追求し、極めていく。極めていくには続けていくことしか答えは無い。みんな夢の途中なのだと思う。

2007年09月22日

約束

We always have a good time here. ここにはいつもいい時間が流れています。umieが僕たちがお客様と共有し、約束する言葉です。オープン以来この言葉に忠実にやってきた、なにかある度、迷いが生じたときなどこの言葉に置き換えて考えてみることにしている。目先にとらわれずお客様との約束を優先することだ、と言い聞かせている。
時代の流れはめまぐるしいほど早く、次々と街も変わり、生まれては消えていく、流行廃れの繰り返しだ。
人にも限りががあるようにモノにも店にも会社にも役割があって、いつかその役割を終えていかなければならないときがある。すくなくともそのときまで揺るがず、ぶれず、役割を全うしたいと思っている。それでいいんだと思う。
 
 
カフェで決してビジネスではない、ビジネスに変換したとたん矛盾が生じてしまう。効率を無視し人の労力、手間をかけるのがカフェなんだと思う。誰もが夢見るカフェづくり、夢はみんな平等に見ることはできるけれど、夢はほんの一握りの人にしかやってきてくれない。
 
サービスのマニュアルとか、きれいに盛り付けるとかだけではお客様は付いてくれない、お客様は人に付いてくれるのだと思います。約束をしてくれる人にだけ夢はやってくる。

2007年09月21日

cafe umie

 
 
umieも7回目の夏が終わろうとしています。28分ごとに行きかうフェリー、変わらない窓からの景色、昼間のumieは逆光でお客様はシルエットになり景色はまるでスクリーンに映し出された映画のひとこまのように流れていく。
窓辺のカウンターも椅子も、白い大きなテーブルもそのまま、ただ6年という歳月を経てきた。
この写真のお客様は埼玉から来てくれた方々で、その日はあいにくumieの休みの日、たまたま居合わせた店長が案内して短い時間でしたがumieを楽しんでもらうことができました。毎年全国から楽しみにして訪れてくれるお客様に来てよかった、また来たくなるumieであり続けたいと思っている。いつまでも変わらないこととはいつも新鮮でいたいという僕の想いです。いつまでも人の記憶に残るカフェでありたいと思う。

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