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2008年12月04日

キャンドルナイト

umie キャンドルナイト

umie キャンドルナイト

umie キャンドルナイト

umie キャンドルナイト
柔らかなキャンドルの灯りに、瞳を輝かせて人はみんな優しくなれる。
いよいよ今週の土曜日からumieのクリマスライブが始まります。
クリスマスライブにはumieの店内を灯すキャンドルナイト、また各ミュージシャンからのクリスマスプレゼントタイムなどを用意していますのでお楽しみに。

KANADE
6日土曜日はKANADEのイリーコータのふたりが奈良からやってきます。抜群の歌唱力とベースが奏でる幸せの時間、キャンドルナイトと共に一足早いクリスマスをお届けします。まだチケットに余裕がありますので皆さんお誘い合わせの上お越しください。詳しくはイベントブログをご覧ください。

KANADE

スカイファーム
いちご屋スカイファームさんの採れたての大粒いちごが早くも登場、早速食べてみました。いちごの花が付いてて、とても新鮮、贅沢な味わいでした。
umieのメニューにも間もなく登場しますのでお楽しみに。

2008年12月03日

アナログ人間

だいぶ前、コンピューターなど僕達の仕事はデジタル化へと一気に進み始めていた頃のこと。仕事先で、デジタルを操る人にもうちょっととかそのぐらいとか指示をしたら数値で言ってくださいと怒られた記憶がある。当然僕は怒り、言い合いになり、大人げもなくけんかになりかけたことを思い出した。
もうちょっととか、そのぐらいのとかいう感覚はみんな違うけれどもうちょっとという数値では言いにくい曖昧な感覚を想像できないのは悲しいことだと思っている。

KANIWA
確かにデジタルの数値は正確で非がなく、暮らしを飛躍的にスピード化し、豊かにしてくれた。が、人間本来が持っている曖昧さとか少しのずれた感覚が人の心に引っ掛かりを持たせ、印象を残していくのではないかと思う。

KANIWA
デザインしかり、音楽、アート、物も人もそんなアナログ的へと原点回帰が始まっています。アナログ、手で作り、最後の形にする手段としてデジタルを使う、そんなデザイナーさんたちが確実に増えています。

KANIWA
Ariaの鹿庭さんがぞっこんの波動スピーカーが人気です。もはやスピーカーではなく楽器なんだというアナログスピーカーの音の波は体の中に溶け込んでくるようです。
そんな鹿庭さんのもうひとつの顔は鞄の専門家、創業100年目という鞄のカニワが丸亀町商店街から少し離れた場所で新しいショップ、101年目のカニワ、ESSENCE OF KANIWAをオープンしました。
今日はその告知DMの色校正紙があがってきました。
キャンバスにアクリルで色を何回も塗ったり、紙を切って葉っぱをいっぱい作ったり、鞄の素材を写真で撮ったり、手触りのいい紙を選んだり。
楽しい仕事になりました。

今日の北浜
今日の北浜の朝はとても美しく、爽やか。
さて、今日もがんばろう。

2008年12月02日

温かな木のスプーンの贈り物

木のスプーン

木のスプーン

木のスプーン

木のスプーン
シンプルで温かなブラックウォールナットの手触り、小さな木のスプーンが岐阜高山から僕と松下さんに送られてきました。差出人はKさんからだ。もう6、7年前になろうか。Kさんはumieがオープン仕立ての頃、奥さんといつも一緒によくきてくれてたお客様。まだ人もあまり来なかったumieに来てはふたりで本を読んでた、仲のいい素敵な夫婦でした。当時の僕はがらんとしたumieのカウンターにいつも座ってよく海を眺めていた。いつしかKさんと話すようになり、松下さんも仲良くなっていた。
umieの椅子に憧れて家具職人になると言っていたKさん。ある日、飛騨へ勉強に行くといって挨拶に来てくれたあの日から何年経ったのだろう?
僕は家具職人になったら一番に僕の椅子をオーダーすると約束したのを思い出した。

木のスプーン
30歳を過ぎて家具職人を目指し、今、家具職人として頑張っているKさんの日々が彼と奥さんの日記に書かれています。当時のumieや僕のことも書いていて、なんだかとても嬉しい。
umie
景気のことばかり気になって、ブルーな気分でいた僕は彼の生活をブログで見て読んでいるうちに心がゆるやかになってきました。なんだかとても温かくて、大地に根をはらした生き方に救われた気持になりました。
この日記を読んでくれてたら、Kさん、僕の椅子を作ってくださいね。約束ですよ。

Semi−Acoとは、セミアコースティックギターの略。

エレキギターとフルアコースティックギターの中間的存在。
いわばハイテクとローテクの間、デジタルとアナログの間。

転じて工業製品と工芸作品との間。大量生産でもなく、
かといって一点物の高価な作品でもなく。

それでいて人を惹きつける魅力を持った存在。
そんな木工品を作っていきたいと思っています。

飛騨高山の里山で木工を生業とする家族が生み出す日用品たちです。

どうぞよろしく。

Blog:http://semiaco.jugem.jp/

2008年12月01日

12月の始まりに思うこと・・・

北浜
知り合いの突然の転勤、移動。友達の店の閉店の報。仕事関係の会社の業績不振。倒産の危機・・・。
ここのところの急激な消費不振、マインドの低下は僕達の足元にもいよいよ押し寄せてきた感じです。大企業も、中小企業も個人も誰もが利益を生まないどうしようもない構図は長い冬の始まりを想像してしまう。
勝ち組、ひとり勝ちなんてほんの一握り、そんな時代は終わったのかも知れません。

北浜
広告、デザインは時代の鏡、今を映し出しています。
なんとか切り口を見出そうとその表現はあの手、この手とめまぐるしく変わってる。こんなときこそ大胆な発想が必要なんだろうと思う。
アレンジではなく、リアレンジでもなく、ミックスでもなく、リミックスへ・・・
同じものをまったく違うものへと価値を変えていくような大胆な発想の転換。
デザインを経営の幹にした企業に揺るぎがない。
目的に向かった確かな目印、経営者の思いがあらゆるデザインに刷り込まれているからなのだと思うのです。

今年も後一ヶ月、もう今年は終わったなんて会話を聞くこの頃、
そんな僕もちょっとブルーな気分、元気な日記にしようと書き始めてもうまく書けない日々が続いています。写真だけがホルダーにたまったままです・・・。

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