2010年12月30日

新しい時代のはじまり・・・

[ works ]

2010年もあと2日で幕をおろそうとしている。
猛暑が叫ばれながら、私たちの心の中は迷い、悩みなど答えのでない 1年だった気がします。
そんな一年を振り返ってみました。
 
この夏開催した瀬戸内国際芸術祭、瀬戸内の7つの島を舞台にしたアートの祭典。
オープニングを飾った「うみあかり」イベント、北浜アリーも参加。
予想をはるかに超えて多くの観光客で賑わった芸術祭、今までにない外国からの方、若者たちの姿は新鮮だった。
 
芸術祭に合わせて行われた公式音楽イベント。
スペースAriaの鹿庭さんプロデュースのもと、県内外のアーティスト、ミュージシャンが集ったMUSIC BLUE
香川出身の小倉博和さんをはじめ大貫妙子さんアン・サリーさんなど普段めったに聴くことのできない、いい音楽が本当に身近になった。
そんな素晴らしい音楽イベントにデザインで参加できたことが何よりもうれしい。
 
その小倉博和さんが作曲したMUSIC BLUEのテーマソング、SONG IN BLUEのCDジャケット。
また香川にこだわり音楽活動を続けている人気デュオ、フェリアードの初めてのオリジナルCD-suaveのジャケットデザインを担当させてもらいました。
モノだけでなく音楽や文化も香川らしさを届けるお土産のひとつになると感じた。
また個人の夢や未来をデザインでお手伝いできる喜びを体感した出会いでした。
 
 
umie friendsたちとの宇高国道フェリーでの船上ライブ。
北浜アリーでの瀬戸内北浜音楽祭の開催。
曽我部恵一高鈴新井仁、地元から島津田四郎ほかアマチュアバンドも参加してその日は一日中、音楽と人で賑わった北浜でした。
何よりも音楽祭で北浜がひとつになれたこと、ボランティアで関わってくれた地元のミュージシャンたち、
それぞれが仕事を離れて音楽祭に参加してくれたことがうれしかった。
 
 
 
 
 
今年デザインで関わった、オリーブの写真と詩集
オリーブオイル、梅酒、にんにく味噌、醤油、ごまふりかけmtマスキングテープのラッピングブック
そして丸亀町三番街のまちのシューレ963
人、もの、コト、さらには地域を超えてその土地らしさや文化をデザインできたこと、デザインの可能性を感じた仕事に出会いました。
 
 
今年の一番は何よりも僕たちのデザインのギャラリー、デザインラボラトリー蒼を作ったことだと思う。
夏のオープニングではumieで出会ったデザイナー、ニシウラタマミさんとその仲間たちが海を越えて開催した海模様展。
その後のイチゴ展、mtワークショップ、mt作品展と僕たちにできることをやってきた。
この経験は何よりも大きいと思っている。デザインの仕事だけでなくいろんな人と出会い、関わり、そして繋いでいくことは大きな財産、思い出になる。
また先日行われたumie9周年イベント、umie friends live
umieで出会い、umieを好きと、ホームと言ってくれるミュージシャンたちが集まってくれた。
ミュージシャン同士のセッション、プレゼントタイム、笑顔と笑いの最高のライブ、umieの9年をみんな祝ってくれ、10周年に向けて大きな励み、元気をもらいました。
迷いや悩みの多い今、それでも一生懸命未来を描こうとしている人たちがいる。
ひとつのことに夢中になって挑戦している人たちがいる。
そんな人たちと出会い、デザインで繋がっていく。
人のちからはきっと明るい未来を描いていける そんな想いを強くした一年だった。
来年、10年目に向けて新しい時代の始まりを感じている。
空飛ぶかもめのように未来に向けて羽ばたきたいと思う。
よいお年を。
今年出会ったすべての人に感謝です。

2010年07月18日

海模様展

[ ]

海模様展、いよいよ明日海の日から開催。
 
 
この度、蒼(あお)というデザインの実験の場を作った。
今年に入って僕の中の何かがふつふつと動きだし、
ここ3カ月間、僕は蒼という場づくりに没頭していた。
デザインをもっと感じてもらおうと始めたumieから10年、
また今、僕が何を思い、考えているのか
混沌、迷い、答えのない時代の中で
どうデザインと向き合っていくのか
蒼というデザインの実験室の場から発信していきたいと思う。
今回蒼のプレオープン企画として、umieで出会った図案家西浦玉美さんとその仲間たちと
「海模様展」を開催します。
 
 
西浦玉美さんが描いた海模様を帽子作家のスソアキコさんほか6人の作家さんたちの手によって
生き生きとした暮らしの道具になりました。
昨日から展示の準備を始めています。
心をこめたすべて手作りの素敵なものたちです。
展示販売もしますので是非この機会にお立ち寄りください。
 
 
 
 
 
明日はオープニングとして夜8時から西浦さん、スソさん、新潮社の大滝さんを交えて
愉快なトークショーを開催します。(トークショーは定員に達しましたので受付は終了)
明日の展示はトークショーのため6時までになっています。
そのほかは昼12時から夜の9時まで展示しています。
カフェスペースも設けていますので
展示とともに緩やかな時間をお楽しみください。
 
 
 
 
2年前の夏、突然umieにやってきた西浦さん、その秋シャーロック・ホームズの図案展を開催、
東京、高松と離れていてもデザインを生業としているものとして意気投合、
一緒に何かしたいねと話していた。
19日は海の日、そして瀬戸内国際芸術祭のオープングでもあり
海模様展もその連携イベントととして開催。
海で繋がり、デザインで繋がり、素敵な出会いから繋がった展示会。
ここは海の青と空の藍の間にある蒼というデザインの実験場。
風が通る心地いい空間です。
北浜、umieとともに蒼を覗いてみてください。

2010年04月29日

北浜アリーホームページ完成

[ 北浜 ]

おかげさまでやっと北浜アリーのホームページが完成。
今日昼過ぎにアップしました。
14店舗+3つのオフィースの店舗情報や商品情報、
イベント情報など一堂にご覧いただけます。
そして16のブログでリアルな北浜を発信していきます。
ぜひ一度ご覧ください。
北浜アリー管理事務局の井上さんをはじめ制作に携わってくれた
ウェブブレンディングのスタッフのみなさん、写真撮影を協力してくれた国方君、
また北浜アリーの実行委員会の方々、ほんとありがとう。
 
 
2001年、港の古倉庫街をリノベーションして高松の新しい観光スポット
北浜アリーとして生まれ変わった。
雑貨&カフェ ナージャ、Bar黒船屋、美容室VAdoo,
そしてumie、イザラムーン、カンティーナ、シャンティと次々個性溢れる店が
オープンした。
サンポートができてベイエリアは賑わってきた。
来年10周年を迎えようとしている北浜アリー、
このホームページを作ることで各店舗みんながひとつになった気がしてる。
みんなこの北浜がこの街が好きなのだ。
同じ北浜で働く僕たちはやっとこの街に恩返しできた気がする。
北浜アリーの新たな始まりの予感がする。
 
夕方、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」で全国的に有名になった
庵治の純愛の聖地城岬公園に行ってきた。
暮れ行く瀬戸内海を背景にハートのかたちをした庵治石のオブジェが並び、
恋人達のシルエットが浮かんでいた。
 

2010年04月28日

憧れのデザインチームを・・・

[ works ]

D.N.A

D.N.A

D.N.A

D.N.A
北浜アリーのホームページのリニューアル作業も明日のアップを 目指していよいよ大詰め。
14の店舗と北浜アリーに関わりのある設計、不動産会社、そして僕達DNAのページも含め17個のニュースとブログが一堂に見れるようになる。
今日はそのホームページに使用する僕たちの写真撮影をした。
何年も前、ある雑誌で見て憧れたイギリスのデザイン会社のスタッフ写真を思い出した。
モノクロの中に大人な3人のデザイナーが自然なポーズで写っていた。
いつか、こんな風にキャリアを積んだデザインチームになれたらと思っていた。

D.N.A
人、もの、コトをデザインで繋ぎ、夢を持った人たちと共に動き、夢をかたちにする会社になりたい。
そんな想いを込めて2000年の夏に立ちあげた。
そして2001年仕事場を北浜に構え、またカフェumieを開業、運営。
自らデザイナーたちが消費のどまんなかに立ち、人との出会いの創出、ものを作り、コトを興してきた。 そこから得た「今という時代」を感じながら有効なデザインのあり方、仕組みを模索してきた。
グラフィックデザイン、PRからウエブ、空間、ワークショップ、音楽イベント、展示会までデザインを幅広く立体的に捉えながらお客様に提案してきた。
流行や時代、経済環境に惑わされない強い会社へ・・・

2010年04月27日

暮らし方・・・

[ works ]

 
ひだまり不動産さんが手がけたリノベション賃貸マンション「SHIUN」
7つの部屋+ショップ。好評のうち内覧会が終わった。
完成前に殆どが契約が決まった。
リノベーションであなたの欲しかった暮らしを描く・・・
ひだまり不動産への期待と憧れが信頼へと?がっている。
 
 
 
 
どの部屋も住む人をイメージしたデザイン、思いも寄らないサプライズが詰まっている。
賃貸という誰にも合う部屋とは一線を画した暮らし方の提案にピカピカの新築に飽き足らない今を生きる人たちのこころを動かせていく。
そこにある人の手、温もり、そこに流れていた時間こそが心地いいのだ。
住まいの新しい価値を生み出す、リノベーション。
住む人の暮らしまで変えていく・・・
 
ひだまり不動産さんとは定期的にランチ会議を開いている。
美味しいものを食べながら、ざっくばらんな話をする。
そんななかからアイデアが生まれてる。
いつも次が楽しみである。

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