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2007年03月22日

加賀さんのこと

umie
初めてお会いしたのは、5年余り前の冬、umieがopenしたての頃から、週末になるとよく2人で来て静かに本を読んでいて、その姿がとても自然でいい雰囲気だったのをよく覚えています。ある日、「実は今度引っ越すんです」と言われ、よく聞いてみると、飛騨高山に移住して家具職人を目指す、とのこと。そして高松での最後の時間をumieで過ごして、明るい笑顔で旅立たれました。
それからも数回来て頂いたのですが、私が不在で1度しかお会いできなくて、今日もまた、昨年新しく家族の一員となったBABYと一緒に来てくれたのに、すれ違いでお会いできなくて、、、本当に残念で申し訳なくて。でも、こうしていつまでもumieのことを覚えていてくれるのは嬉しくてありがたくて。5年前のあの寒いumieを一緒に体験して、お客さん達がみんなumieを自分の場所と感じてくれていたから、ずっと心がつながっていけるのだと信じています。
家具職人としての1歩も順調にスタートしたそうで、今度こそは2人とBABYの素敵な笑顔に出会えるのを、そして、加賀さんの作った家具をumieで使う日を、楽しみにしています。

木の匙
今日の1冊は「木の匙」。
長野県松本で工房を構える、工芸家で木工デザイナーの三谷龍二氏の、暮らしの用に応えた、そして凛とした美しい生活道具の数々。生活の一部として長くつきあうことでさらに深味を増す、時間の変化をも楽しむことを教えてくれます。

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