先日、umieで映画のロケがありました。
来年公開予定の「青空ポンチ」。香川が舞台の青春映画です。
umieでの撮影は1日=24時間の予定!
夜中の12時から準備スタート。
皆黙々と自分のパートを進めていき、
遅れているところをフォローして・・・
夜を徹しての汗だくの仕事は続き、手伝いもままならず、
半ば呆然と「創り上げる」ということに感動しながら
見惚れていました。
朝7時、俳優さん、エキストラの人達も集まり、
皆、既に暑い、異常なくらいによく晴れた炎天下、ひたすら待ち。
店内は最後の仕上げにおわれています。
朝9時半頃から実際の撮影スタート。
テスト、テスト・・・本番テスト、本番、OK、
次のカットの為、照明等合わせてチェック、
美術の方のチェック、テスト・・・
ひたすら丁寧で細かい作業をつみ重ねていきます。
夕方5時、俳優さんの一部撮影終了。
さらに続き8時、大半のエキストラの方、終了。
10時すべての撮影終了!
休む間もなく、機材撤去。店内現状復帰と続き、
深夜0時、店内明け渡し終了。
でも、まだまだ外の機材の撤去は残っています。
結局すべての撤去、搬送が終了したのは朝5時。
そして6時には次のロケの為に出発したそうです。
こんな日々を約2週間(これは短い方だそう)。
その前に打ち合わせや店内採寸等の為、来店すること数回。
想像以上に、映画の現場は苛酷でした。
自分もかなりハードな日々を過ごしていると思っていたのですが、
比較にならないくらいに、でも皆、自分の仕事に誇りを持ち、
ただひたすら良いものを求め、はっきりと前を向いています。
呆れるくらいにカッコ良くて、やさしい。
現場で勝負している人間にしかない輝きにあふれています。
今回、偶然にもこうした時間に立ち会えたことに感謝の一言。
自分の甘えにも気付かされ、とても大きな意義のある1日となりました。
私も同じような現場に生きる1人として、
胸を張っていける仕事をしていかなければと思いました。
皆さん、本当にありがとうございました。そしておつかれさまです。
またお会いできる日が楽しみです。
ゆっくりと話をさせて頂きたいな、と思える人々に感謝。
これからは映画を見る時の見方が変わってきそうです。
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