直島はGO
今日はumie・DNAスタッフ総勢11名、スタッフの歓迎会と親睦を兼ねて直島へ。朝8:12発のフェリーという、特に夕べも遅かったDNAチームには苛酷なスタートでしたが、なんとか全員遅れることなく絶好の遠出日和の中、一路直島へ。 到着してまず草間彌生の「かぼちゃ」へ。あまりのお天気の良さと、かぼちゃと風景の絶妙な取り合わせに皆いきなりハイテンション!中に入ったり、周りをぐるぐるまわったりと大ハシャギ!!すぐそばでのんびりと日向ぼっこする地元のお年寄達との対比がまたなんともいえずいい感じで、、、 高松からわずか1時間ですっかり別世界。以前小豆島や丸亀沖の広島でも感じた、ちょっととろりとした島特有の時間が流れているのを感じ気分が軽くなってきます。 |
お次は地中美術館へ。満員のバスに揺られながら、島ならではのギリギリまで家がせり出した、曲がりくねった道を延々と、、、途中、満開の桜や、山ツツジで濃いピンクに染まった山、ぬけるように青い空や静かに浮かぶ船を見ていると、この風景だけでもほんと、無理してきても良かった〜と日々たまっていた澱がゆっくりとほぐれていきます。 地中美術館入り口までのよく手入れされた草花、中に入るとどこに居るのかわからなくなるような不思議な心もとない感じ。静かな空気に包まれながら作品を鑑賞した後は地中カフェへ。 ずっと気になってたプラチナハムと粗挽きウインナー。そしてビールでまずは本日第1回目のカンパイ!食べ物をバスケットにいれてもらい、表のテラスにぺたんと座って海を見ながらのひととき。全身がほぐれ、このうえなくリラックス、、、皆の笑顔も止まりません。 さらにバスで、今度は農協前まで戻り、昼食、2回目もまたビールでカンパイ!! 古い家並みをぶらぶらしながら直島スタンダード2、家プロジェクトを鑑賞。中でも、今日1番のお目当ては大竹伸朗の「はいしゃ」。普通の島の風景の中にいきなり現れることにまずビックリ。外観に圧倒されつつ中に入るとさらにさらに、、、 これでもかと言わんばかりにすべてを埋め尽くす色、線の洪水。アーティストの魂が何の遠慮も迷いもなくただただあふれていて目眩がしそうです。ポップなようでいてクール、無秩序なようでいて、全体を見るとこのうえもなく1つの大竹伸朗の世界。執念にようなものさえ感じてきます。とはいえ、楽しいことには何のかかわりもなく、皆ここで写真を撮り合って、笑い転げて!いつもの仕事中とはまた違った、とてもいい表情をしていました。 |
駆け足の半日、14:20発の帰りの船の中では楽しい余韻を引きずりつつも、いつも夜遅いDNAの面々&私は爆睡!!心地良い疲れと、その何倍もの楽しい思い出、、今日は仕事の話は一切ナシのニコニコしっ放しの楽しい時間、明日からまた、張り切って過ごせそうです。 |
今日の1冊は「THE STANDARD / NAOSHIMA STANDARD2 / 地中ハンドブック」。 たまにはこれを眺めて、気持ちのよい、楽しかったひとときを思い出してみるつもりです。 |