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2007年06月10日

存在

umie
最近、どうしてもブログを書くことができず、
気がつけば数日経ってしまっています。原因は、、、
何だか慌ただしくて時間をうまく作れない。
でもこれはただの言い訳で、本当はちょっと違うように思います。
色んな物事に対して感動したり発見したり、
嬉しかったり哀しかったりするのだけれど、
どうもそこから一歩引いてしまっている、
というか、なんとなく自分で殻を作ってしまっている気がします。
何かがしっくりこないというかぎくしゃくした感じ、
自分でも何かにあせったりいらいらしたり、
そんなことに気をとられてしまってて、
落ち着いて静かに考えたり想像したり、ということがしづらくて、
そんな状態が嫌で、ブログを書きたくなかった、、、というのが本当のところかも。
今日、お客さんと少し話をしました。
東京から毎月のように来て下さっているのですが、
その方が「こんな場所で働ける、ということを誇りに思ったらいいのに」
というようなことを言って下さいました。
「自分は一部しか見ていないからかもしれないけれど」とも。
自分が、なぜこの5年半ずっとumieに関わってきたのか、
その1番の気持ち思い出しました。
ここが本当に好きで、かけがえがなくて、手放したくない場所だということを。
そのためなら、なんでもやろう、
できる限り、というかもっとそれ以上、
できないかもしれないことでも、
望まれるなら、自分の望みなら絶対やり遂げよう、と決めたことを。
お客さんはもちろんすべての場面を見るわけではないけれど、
だからこそ、どの場面でも「なんかいいよね」と思ってもらえるようにしなければいけないわけで。
どうしても長くやっていると煮詰まったり、
知らす知らずのうちに疲れや悩みをためこんでしまったり、、、
でもその分、幸せな経験も人一倍得ているのだということに改めて気づかされて、
少し冷静になれた気がします。
1人でも多くの人と、この気持ちを分かち合えたら、と思っています。
LEE 7月号
umieが掲載されました
今日の1冊は「LEE 7号」数日前に出版社から送られてきました。
本当はもっと早く紹介しなければならなかったのですが、、、
美術館を巡る旅という特集で、直島、
そしてumieもちょっと寄り道ということで載せて頂いています。
このため東京から取材に来て下さった方、
この記事を見て来て下さった方、umieについて想いを巡らした方、、、
皆さんにとってumieはかけがえのない場所になってくれるでしょうか。

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